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F1第10戦ヨーロッパGP決勝。

まず、結果はこちら。
順位 ドライバー チーム トータルタイム 周回
1 F.アロンソ マクラーレン・メルセデス 2:06'26.358 60
2 F.マッサ フェラーリ 2:06'34.513 60
3 M.ウェーバー レッドブル・ルノー 2:07'32.032 60
4 A.ブルツ ウィリアムズ・トヨタ 2:07'32.295 60
5 D.クルサード レッドブル・ルノー 2:07'40.014 60
6 N.ハイドフェルド BMW 2:07'46.656 60
7 R.クビサ BMW 2:07'48.773 60
8 H.コバライネン ルノー 2:06'37.437 59
9 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス 2:06'39.019 59
10 G.フィジケラ ルノー 2:06'39.782 59
11 R.バリチェッロ Honda 2:07'21.333 59
12 A.デビッドソン SUPER AGURI Honda 2:07'52.997 59
13 J.トゥルーリ トヨタ 2:07'57.073 59
  K.ライッコネン フェラーリ 油圧系 34
  佐藤琢磨 SUPER AGURI Honda 油圧系 19
  R.シューマッハ トヨタ アクシデント 18
  M.ヴィンケルホック スパイカー・フェラーリ 油圧系 13
  J.バトン Honda スピン 2
  A.スーティル スパイカー・フェラーリ スピン 2
  N.ロズベルグ ウィリアムズ・トヨタ スピン 2
  S.スピード STRフェラーリ スピン 2
  V.リウッツィ STRフェラーリ スピン 2

いやー、7月22日のイベントは、やたらと波乱が起きますなぁ。

昨日の、JBTOP50もそうでしたが、F1までも・・・



まずレース全体では、序盤まるでスコールのような雨が降り、コース上至る所に川、いやいやむしろ池ができてしまうほど。

1コーナでは、ハミルトンをはじめ、バトン、ロズベルグ等6台が立て続けに単独スピン。

その結果、SCが入るも、結局赤旗中断となった。

ハミルトンだけはエンジンが停まらず、これは珍しいクレーンに吊らされ、コース上へと復帰できた。

赤旗中断後は、スコールがあったのがまるで幻だったかのような快晴!
瞬く間に、コース上はドライコンディションへと変わり、各車タイヤ交換になり一時は慌しかったが、その後は順調にレースは進んだ。

しかし!

今回のニュルブルクリンクは、これだけでは終わらなかった。

レース残り11周で、再度コース上に雨が落ち始める。各車レインタイヤへの交換が始まる。

この雨に救われたのが、今回優勝したアロンソ(^_^)

ドライタイヤでは、フェラーリマッサに追いつけなかったのが、残り11周で雨が落ち始めた途端に、約5秒あったタイム差が縮まり始める。

そして残り5周、とうとうアロンソはマッサを逆転!
みごと、波乱のヨーロッパGPを征したのである\(^o^)/

2位には、フェラーリのマッサ。

3位は、今期初表彰台、レッドブルのウェーバーが入った(^_^)



一方、予選で大クラッシュとなり、出走も危ぶまれたハミルトンは、序盤の雨でのスピンでポジションを17番手まで落とすが、その後は順調にポジションを巻き返す。

しかし、結局9位まで挽回するのが精一杯。
連続表彰台記録を止めるとともに、今季初ノーポイントとなった。




しか~し!


今回のレース、最大の出来事は、ライコネンのリタイヤである。

痛い!

今回のライコネンのリタイヤは痛い(> <)

せっかく、ハミルトンが予選10位からのスタートとなり、チャンピオンシップポイントの差を詰めるチャンスだったのに。
自分もリタイヤで、ポイントを上げられず、チャンピオンシップポイントの差を詰める事ができなかった。
油圧系統のトラブルということだが、ライコネンは、フェラーリに移籍しても、やはり運に見放されているのか。
まるで、昨年までのマクラーレンのライコネンを観ているかのようだった(-_-)


その結果、チャンピオンシップポイントは、こうなった。
ドライバー チーム ポイント
L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス 70
F.アロンソ マクラーレン・メルセデス 68
F.マッサ フェラーリ 59
K.ライッコネン フェラーリ 52

アロンソがハミルトンに対し、2ポイント差まで詰めてきた。

これは、面白くなってきましたよー\(^o^)/



しかし、対してライコネン。

残りは7戦、トップハミルトンとライコネンのポイント差は18ポイント。
残り全戦をライコネンが優勝すると、トータルポイントは122。
ハミルトンが残り全戦を2位で終えると、トータルポイントは126。
で、ライコネンの逆転は不可。

つまり、ライコネンの自力優勝は、消滅してしまった。


しかし、レースは何が起きるか分りませんからねー。
事実、ハミルトンは今回0ポイントでしたしね。
今後のレースでも、今回の様な波乱が起きるかもしれませんし。

そして!

今回のレースを観る限りでは、まだマシンそのものはフェラーリの方が好調みたいですね。
マクラーレンは、イギリスGPでのギャップを埋められていない様子。

ヨーロッパGPでのドライコンディションでは、アロンソは、マッサに太刀打ちできてませんでしたからねー。

まだまだわかりませんよー( ̄ー ̄)


次戦は、2週間後のハンガリーGP。
ここもまた、どちらかと言うと、中低速で抜きどころの無いサーキット。
マクラーレンがどこまで、フェラーリとの差を埋められるでしょうか?


まだまだ、面白い戦いが続きそうですね。





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