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バスフィッシング&車好きのおやじブログ
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さて昨日までは、JBTOP50の内容ばかりになっていましたので、久々車の話題。

まずは、F1といきましょう。

昨日、第13戦イタリアGPが開催されました。

ここからの三戦は、イタリア、ベルギー、日本超高速バトルが続く。

今後の展開、チャンピオンシップポイントを左右する重要な戦い。

そして、フェラーリの母国GPである。


結果はこちら。

順位 ドライバー チーム トータルタイム 周回
1 F.アロンソ マクラーレン・メルセデス 1:18'37.806 53
2 L.ハミルトン マクラーレン・メルセデス 1:18'43.868 53
3 K.ライッコネン フェラーリ 1:19'05.131 53
4 N.ハイドフェルド BMW 1:19'34.368 53
5 R.クビサ BMW 1:19'38.364 53
6 N.ロズベルグ ウィリアムズ・トヨタ 1:19'43.616 53
7 H.コバライネン ルノー 1:19'44.557 53
8 J.バトン Honda 1:19'49.974 53
9 M.ウェーバー レッドブル・ルノー 1:19'53.685 53
10 R.バリチェッロ Honda 1:19'54.764 53
11 J.トゥルーリ トヨタ 1:19'55.542 53
12 G.フィジケラ ルノー 1:18'39.466 52
13 A.ブルツ ウィリアムズ・トヨタ 1:18'45.759 52
14 A.デビッドソン SUPER AGURI Honda 1:18'49.356 52
15 R.シューマッハ トヨタ 1:18'50.818 52
16 佐藤琢磨 SUPER AGURI Honda 1:18'53.034 52
17 V.リウッツィ STRフェラーリ 1:18'59.339 52
18 S・ベッテル STRフェラーリ 1:19'04.650 52
19 A.スーティル スパイカー・フェラーリ 1:19'49.036 52
20 山本左近 スパイカー・フェラーリ 1:20'00.701 52
  F.マッサ フェラーリ サスペンション 10
  D.クルサード レッドブル・ルノー アクシデント 1

優勝は、マクラーレンのF.アロンソ\(^o^)/

2位に、マクラーレンのL.ハミルトン

3位は、フェラーリのK.ライコネン


今回のレース、フェラーリから見れば、「惨敗」である。

レースは序盤、マクラーレンの2台が先行する形で進む。

レースに動きが出始めたのが、1/3を経過した頃。
トップアロンソと、2位のハミルトンがピットに入る。

2ピット作戦である。

その間TOPに立ったのが、フェラーリのライコネン

ライコネンのピットインは、アロンソから遅れる事5周、ハミルトンからは7周後であった。
給油時間に非常に時間の掛かったライコネン。

1ピット作戦
である。


そして、マクラーレンの2度目のピットが始まる。
ハミルトンが2度目のピットインを済ませ、コースに復帰すると、ライコネンに先行を許す形となった。

しかしその2周後、1コーナーの飛び込みでハミルトンにインを刺され、ポジションが逆転。

その後は、ライコネンのタイムは上がらず、アロンソ、ハミルトン、ライコネンの順でゴール。




今回は、フェラーリの母国GPで、圧勝したマクラーレン

いや、惨敗してしまったフェラーリ


大きく違ったのはピット戦略である。


結果論から言えば、正解はマクラーレンの2ピット

間違ったのは、フェラーリの1ピットということになる。


が、実際はどうだったのか。


ポイントは、ハミルトンとライコネンの1コーナーでのバトルである。


マクラーレンが2回目のピットを済ませた後の出来事だったので、ガソリン残量は、マクラーレン、フェラーリとも変わらなかったであろう。

では、大きく違ったのは何か?

タイヤである。

あの場面、ハミルトンはソフトタイヤ、ライコネンはハードタイヤであった。

TVの画像を見ていても、2人ともタイヤからスモークを上げ、ギリギリのフルブレーキングだった。

しかし、結果はハミルトンがインを差し、ポジションを入れ替えたのである。

インを開けていたライコネンのポジションが悪かった、というのもあるであろう。

しかし、それはいずれそのLAPでなくても、ライコネンはハミルトンに抜かれていたであろう。

となれば、やはりタイヤである

では、フェラーリは、ハードタイヤからスタートして、後半にソフトタイヤを持ってくる戦略は立てられなかったのか?

できないことは無かったであろう。
しかし、ライコネンのハードタイヤを履いた後半は結局マクラーレンにズルズルと遅れをとってしまっていた。(ライコネン曰く、次回に向けエンジンを温存した為とは言っているが)
先に、ハードタイヤを履いていたら、レース中盤までにピット戦略で逆転できるまでのタイム差で、マクラーレンについていくことはできなかったであろう。

となれば、やはり正解はマクラーレンの2ピット作戦ではなかったのではなかろうか。

しかし、これには複合的に他の要因も見なくてはならない。


まず1つ目は、ライコネンの土曜予選前のフリー走行でのクラッシュである。

このクラッシュにより、首にダメージを負ってしまったライコネン。
やはり、レース中はかなりきつかったようで、レース後のインタビューでも「ブレーキングで首が支えられなかった」と、言っていた。
その影響も少なからずあったのではないだろうか。


そして2つ目

それは、レースウィークに入り、フリー走行等の様子から、フェラーリは、このレースマクラーレンの速さに着いていけないのが分ってしまった、というもの。

その為、2ピット作戦が一番有効だとは分っていたのだが、マクラーレンと同じ戦略をとってしまっては勝てないので、あえてマクラーレンとは違う1ピット作戦を選んだ、という理由。

私個人的には、この理由が1番の要因だと思っている。

これが、もし本当ならフェラーリにとっては、非常に大きな問題を抱えた事になる。
次回、ベルギーGPも、超高速サーキット
モンツァと比べれば、まだテクニカルな部分はあるものの、やはりタイムの稼ぎどころは、オールージュからシケインまでと、コース裏側のバスストップシケインまでの2箇所の高速区間だろう。

そして、ベルギーGPの開催は来週。

はたして1週間の間で、このイタリアGPでのマクラーレンとのギャップを埋められるのか。

ドライバーズポイントでは、マクラーレンの2人に遅れをとってしまい、ほぼチャンスが無くなってしまったライコネンとマッサ。

しかし、コンストラクターズポイントでは、ハンガリーGPでのマクラーレンのドタバタ劇により、コンストラクターズポイントを剥奪された関係で、まだ23ポイント差のためフェラーリの逆転は十分にありえる。

その為には、もう残りのレースは落とせない



そして、ドライバーズポイント争いは、ポイントリーダーのハミルトンと2位アロンソとの差が3ポイントとなり、シリーズ争いは面白くなってきた( ̄ー ̄)


アロンソvsハミルトンのドライバーズポイント争い。


マクラーレンvsフェラーリのコンストラクターポイント争い。


シリーズも終盤になり、この両ポイント争いが面白くなってきましたよー( ̄ー ̄)



 

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