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F1第四戦スペインGPが昨日行われた。
まずは、なんと言っても
SUPERAGURIポイントGETおめでとう!
\(^o^)/
であろう。
確かに色々と、見方はあると思います。
ライコネンを始め、TOPチームのアクシデントによるリタイヤや、残り6周でのルノーの給油アクシデントによるピットインなど。
でも、あのポジションを琢磨が走っていたからこそ、8位入賞になったのも事実!
現に、完走扱いの中でも琢磨の後ろには、5人(チームメイトのデビットソンを除く)のドライバーがいたのだから\(^o^)/
結成2年目のチームでは、快挙であろう。
本当におめでとう\(^o^)/
レース後の琢磨選手も、本当に嬉しそうでしたよね(^_^)
さて今回のレース、マッサのぶっちぎりで終わったが、TVを観ていて面白いことに気がついた。
マクラーレンのピット戦略である。
以前より、同じチーム内で、ドライバーによるピット戦略の違いはあった。
一人は、2ピット、もう一人は1ピット、など。
ただ、レギュレーション上、予選終了後給油ができない為、スタート時のガソリンの量がわからないので、なんとも言えないが。
今回の、マクラーレンの大きな違いは、タイヤの使い方である。
スタート時は、アロンソもハミルトンもソフトタイヤでスタート。
1回目のピットイン。
今回は、アロンソから。
ハードタイヤに交換して、ピットアウト。
まず、ここで最初に「えっ!?」と、思った。
通常は、アクシデント等よほどの事がない限り、セカンドドライバーからピットに入るのが普通。
(※今年のフェラーリなどのように、ファーストドライバーとセカンドドライバーの区別がつきにくい場合は別。)
なぜなら、ガソリンが減ってマシンが軽くなって、速く走れる状態で、ライバルに差をつける事が出来るからである。
更に、ピットアウト直後はマシンも重く、アウトラップはタイヤも温まっていない為、タイムは遅くなるからである。
しかし、ここで考えなくてはならないのが、タイヤの状態である。
もし、タイヤがもうグリップをしないのであれば、少しでも早くピットに入って、タイヤ交換をしたい。
今年は、ブリヂストンのワンメイクであるから、多少走り方の違いがあるにせよ、自分のタイヤのグリップがなくなってきていれば、ライバルもそうであることが想像できる。
仮に、アロンソのタイヤがそうであったとしたら、何故タイムを稼げるソフトタイヤにしなかったのか?
その疑問を決定つけさせたのが、ハミルトンの1回目のピットインである。
ハミルトンは、ソフトタイヤにチェンジし、ピットアウトしたのである。
アロンソは、2回目のピットイン後、つまり第3スティントンに期待をしたから?
いや、通常第3スティントンは、一番距離(LAP数)が短いはず。
いくら、相手がハードタイヤで、自分だけソフトタイヤだったとしても、LAP数が少ないのだから、抜くのは難しいはず。
そんな、ごく僅かなチャンスに期待するか?
ましてや、今回のスペイン、抜きどころはなかなかない。
現にマッサは、レース後のインタビューで1コーナでのアロンソとの接触について、「絶対にポジションを明渡したくなかった。だから、多少のリスクを冒した。」と、言っている。
更に、周回が進めば、タイヤカスなどでコース上は荒れ、抜く為にレコードラインを外す事が難しくなってくる。
であれば、今回のあの状況、アロンソからしてみれば、第2スティントンで、出来るだけタイムを稼ぎ、2回目のピットインで、ハミルトンを逆転する。
と、いうのが、普通の戦略だと思うのだが。
今回のアロンソは、オープニングラップの1コーナーでのマッサとの接触で、マシンバランスが崩れ、思うように走れなかったらしいのだが。
今回のマクラーレンのピット戦略が、初めから決められていたものだとしたら、ちょっと疑問が残る。
ハミルトンを重視してる?
それとも、アロンソのマシンの状態が悪い為、ピット戦略を変更した?
真実を知るのは、ロン・デニスのみである。